ワークショップ要旨

 

「バックラッシュの四半世紀を検証する――右派にフェミニストはどう対抗していくべきなのか」

 

司会:斉藤正美

倉橋耕平、斉藤正美、能川元一、山口智美

 

 男女共同参画や性教育の後退を引き起こしたバックラッシュは、日本軍「慰安婦」問題から選択的夫婦別姓、性的少数者の権利、性と生殖の権利への攻撃など、多方面に広がっている。こうした現状では、改めて「インターセクショナリティ」の視点からバックラッシュを捉え直す必要がある。

 本ワークショップでは、バックラッシュに関する近年の調査研究を検討しつつ、フェミニズム・バッシングの現状について議論し、対抗策を考える。