日本女性学会2021年度大会はZoomを活用して遠隔にて行うこととなりました。
昨年は、大会までにはコロナの流行も終息するのではないかと期待を込めて冬を過ごした結果、遠隔開催の準備が整わず、やむなく中止という決断をしましたが、今年度は遠隔開催を早めに決定して準備を進めてきました。
大会シンポジウムとしては、6月19日(土)午後に「ポストフェミニズムを問う」というテーマで、
菊地夏野氏(名古屋市立大学教員)、 高橋幸氏 ( 日本女子大学学術研究員・武蔵大学ほか非常勤講師)、 近本聡子氏(愛知学泉大学教員)をシンポジストとしてお迎えし、昨今の「 (ポスト)ポストフェミニズム」ともいえる諸現象についてどのように考えていくべきなのか、議論を深めていきます。
分科会については、6月20日(日)の午前午後を通じて、個人発表4分科会、ワークショップ2分科会、パネル3分科会が予定されております。
多くの方にご参加いただき、活発な議論を行うことを通じて、女性学という学問領域の一層の展開を期待しているところです。
とはいえ、幹事会としても初めての遠隔学会大会運営ということで、運営に不安がないわけではありません。
参加者のみなさまにも、5月1日から6月4日までの間に事前に参加申し込みを本ポータルサイトの申込フォームからしていただき、またゆうちょ銀行への参加費の振り込みも事前にしていただくということになっています。
その手続きをしていただいた方に、参加のためのアドレスなどをお伝えすることになります。
なるべく簡便に、わかりやすい仕組みをつくろうと幹事会としても努力しておりますが、
参加者のみなさま、発表者のみなさまにはご負担をおかけすることになります。
ご寛恕いただければ幸いです。
本ポータルサイトで必要な情報はすべて提供していくつもりにしておりますので、
ご活用いただくようお願いします。
多くのみなさまに(コンピューター越しとはいえ)お目にかかれることを楽しみにしております。
日本女性学会第21期幹事会代表幹事
2021年度日本女性学会大会実行委員長
古久保さくら